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就労して自立し、心身ともに健全な日々を送ることを目的とし、同じ境遇の仲間との共同生活を送ります。


自立を目指す―生活訓練―

本気塾にやってくる塾生は、日常生活に破綻を来しているケースがほとんどです。
長年のひきこもりや薬物の後遺症により、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食生活を行っていません。また、身繕いに無頓着であったり、洗濯をしない、極端なダイエットや暴飲暴食、昼夜逆転などの生活が挙げられます。

本気塾では、早寝早起きを心がけ、朝のラジオ体操から一日が始まります。
料理、掃除、衣服の洗濯から整理整頓など、家事は全て自分たちで行います。料理のメニューを決めるところから、毎週末の大掃除まで、協力し分担することで習得していきます。少しでも薬物の後遺症をくいとめるために、百マス計算や漢字の書き取り、音読なども日々の生活に取り入れています。

また、町内の清掃活動などには必ず参加し、地域に根ざした生活を心がけます。

寮では、同じような境遇、同じような過去を持つ仲間と共に生活をすることになります。過去を分かち合える仲間を得ることで、安定した穏やかな暮らしを体得することができます。一見変化のない単調な毎日でも、年単位で継続していくことで、顔色や顔つき、身体つきが変わってきます。大切なことは、認め合い助け合いながら、一日を大切に過ごすことです。

規則正しい日々を積み重ねることが、自立への第一歩となるのです。


社会参加する―就業訓練―

「働く」ことは、「生きる」ことの基本です。 憲法においても、国民の三大義務のひとつとして「勤労の義務」があげられています。

しかし、最近では、仕事を選り好みしたり、親の経済力に依存することで、就労しない若者が増えています。

本気塾では、原則として日中の仕事に就くことを義務づけています。就労の場は、おもに肉体労働系の職場となります。
肉体労働の現場では、身体を動かすことはもちろん、声をかけ合うなどのコミュニケーションが必要不可欠です。これらは、薬物の後遺症に対するリハビリ効果にもなります。

労働して対価を得ることだけが就業訓練の目的ではありません。身体を使い汗を流しながら社会参加することで、心身ともに健康を取り戻します。そして、自らが苦労を経験することで、親や周囲の人に対して感謝や尊敬の気持ちを持てるようになります。


自主性と協調性を身につける―規律・規範の習得―

本気塾では、仕事以外の時間や休日の行動に関しては、塾生の自主性にまかせています。

予定は、塾生同士で話し合い、スケジュールを立てます。
基本的に、掃除や洗濯といった家事をこなしたあとは、買い物やウォーキングに出かけたり、テレビを観るなどの自由な時間を過ごしています。

塾生間で意見が分かれたり、トラブルが発生した場合にも、話し合いでの解決を目指します。社会生活で必要なコミュニュケーション力や、他者を思いやる気持ちを育むための訓練でもあります。

もちろん、寮では団体行動が基本ですので、個人的な行動には制限があります。しかし、塾生同士が連携を保つことが、犯罪を防ぎ、事件・事故を遠ざけることにもなります。

スタッフが指導するのは「社会のルール(=法律)を守る」という点です。身近な出来事を題材に遵法精神を説き、万が一、塾生に反社会的行動などの犯罪が発覚した場合には、警察に通報するといった厳しい対応をとります。

自主性を重んじることで自立を促し、塾生自らが考え意見を交換し合うようになります。
こういった日々の積み重ねが、社会生活に必要な協調性を身につけ、豊かな人間関係を育むことにつながります。

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本気塾の風景


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